定期点検

定期点検

メンテナンスの重要性

故障予知によって空調機の汚れなどによる過負荷を抑制し、ムダな電気の消費を抑えます。 室内機では熱交換器やエアフィルターの汚れ、室外機では送風機や圧縮機の異常、冷媒(フロンガス)漏れなどをチェックして、空調機をベストコンディションに保つことが、省エネ化、 機器の長寿命化につながります。

定期メンテナンスを怠ると、「ホコリっぽい」、「異臭がする」、「空調のききが悪く感じる」などの症状があらわれ、健康にも影響します。 エアコンも人間と同様に定期的な健康診断、健康管理、予防が重要となります。

データ計測

データ計測 写真

吹出点吸込温度測定

吹出点吸込温度測定 写真

フィルター清掃

フィルター清掃 写真

点検報告書提出

点検報告書提出 写真

消費電力

消費電力グラフ 写真

清浄環境を維持するための心臓部がエアフィルターです。 フィルターが目詰まりすると運転効率が下がって電気代 は高くなり、風量低下により適正能力が発揮できず、快適性が損なわれます。
適性能力が発揮できなくなるとエアコンの効きが悪くなり、空調機に必要以上の負荷をかけることになり、消費電力もグンと上がってしまいます。
1年、2年、3年… 年数をおうごとに消費電力が上がり、ランニングコストがかさみ、故障による修理費用も発生してしまいます。

ランニングコストの低減

一般的に、建物全体にかかる電気代の内、空調機の占める割合は
年間の平均として約30%と言われています。
この事から、いかにして空調機に占める電気料金の上昇を防ぐかが一番の課題であります。
定期的なメンテナンスはランニングコストを低減させます。
エアフィルタや熱交換器を清掃しないで運転を継続すると、例えば暖房運転では次第に冷凍サイクル内
の圧力が上昇するため、消費電力も著しく増大します。
 ある事例ではノーメンテナンスのまま運転し、約4年後に高圧上昇のために、性能が著しく低下しました。この場合は図1にあるように、
定期清掃をした場合に比べ、約40%も電気を浪費したことになります。

耐用年数の延長

定期的なメンテナンスは、偶発故障を最小限に抑え摩耗故障が生じる使用年数の期間(耐用年数)を延ばすことができます。 空調機は冷凍サイクルを構成する部品・送風機・電気電子部品等、様々な部品によって構成されていますが、これらの部品は徐々に劣化します。
この事から、適切な予防保全は空調機の長寿命化を実現するもっとも有効な手段です。

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